福岡県中間市の特徴
福岡県の北部に位置する中間市は北九州市、遠賀郡、鞍手郡に囲まれるように隣接する人口約4万人の街です。市内の中央を縦断するように遠賀川が流れており、北九州市に近い川の東側に広がる住宅地には人口の9割にあたる人々が暮らしています。かつては炭鉱の街として栄えた中間市ですが、1960年代に鉱山が閉鎖されて以降は北九州市のベッドタウンの役割を果たす住宅都市として発展を続けています。
市内には2つの鉄道路線が乗り入れており、北九州市と福岡市方面へのアクセスにはJR筑豊本線が利用されています。もう一つの筑豊電気鉄道は北九州市八幡西区から直方市へ接続しており、市外への通勤や通学での利用者が多いです。路線バスは西鉄バス中間線がJR中間駅や筑豊中間駅・通谷駅などを結んでおり、通勤・通学や買い物などの生活の足として利用されています。
通谷駅のすぐ西側には「イオンなかま店」の東館と西館がありましたが、2022年に西館が建て替えられ「プラザモールなかま」がオープンしました。館内にはディスカウントストアの「メガセンタートライアル」やホームセンターの「ニトリ デコホーム」などが営業しており、生活必需品を手頃な価格で購入できます。東館も建て替えが行われ、2023年4月に「イオンなかま店」がリニューアルオープンしています。
市内には名所や史跡などの観光資源が豊富にあり、休日のレジャーにも事欠きません。遠賀川沿いには世界遺産に認定された「男鹿川水源地ポンプ室」があります。官営八幡製鐵所に工業用水を送るために1910年に建てられた施設で、100年以上経った現在も稼働を続けている現役のポンプ室です。
JR筑前垣生駅の近くには市内最大の都市公園である「垣生公園」があり、春には園内に植えられた1,000本のソメイヨシノが満開を迎える桜の名所となっています。ほかにも市内の文化財や観光名所を練り歩く「なかまフットパス」のコースがいくつもあるので、なれないうちはガイドツアーを利用して街の魅力を体感するのもよいでしょう。
参考元:中間市ホームページ「中間市ってどんなところ?」参考元:中間市「人口・世帯数などの統計情報」参考元:中間市「中間市内の路線バス」>>福岡県中間市の土地価格・相場は? 今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介
福岡県中間市の住宅関係補助金
家づくりには多額の資金がかかりますが、自治体の補助金事業を活用するとマイホームをお得に建てることができます。ここからは中間市で申請できる住宅関係の補助金事業を紹介します。(2023年12月現在)
中古住宅購入補助金制度
中間市空き家バンクに登録されている中古住宅を購入すると補助金が受け取れる制度です。補助金額は中古住宅1件に対し25万円(1回のみ)となっています。補助対象となるためには、中間市外から転入して10年以上居住することや、中学生以下の子どもがいるか夫婦の合計年齢が80歳未満であること、などの条件があります。
参考元:中間市「中古住宅購入補助金制度」参考元:中間市「空き家バンク」
中古住宅購入後に解体し新築するための補助金制度
中間市空き家バンクに登録されている中古住宅を購入後、居住用の新築住宅を建てると工事費用に対して150万円の補助金が支給されます。補助対象の物件は床面積が50平方メートル以上とし、2分の1以上を居住用スペースとする要件が定められています。中古住宅購入補助金制度と同様に、申請者についても居住期間や世帯構成、夫婦の合計年齢などの補助要件をクリアする必要があります。
参考元:中間市「中古住宅購入後に解体し新築するための補助金制度」
中古住宅リフォーム補助金制度
中古住宅購入補助金制度を利用するか、空き家バンク物件の賃貸借契約を結んでから中古住宅のリフォームを行うと30万円の補助金を受け取ることができます。補助対象となるためには、中間市内の工事業者に40万円以上のリフォーム工事を依頼することや、工事が完了してから10年以上住宅を適正に管理すること、などの要件を満たさなければなりません。
福岡県中間市の医療費支援制度
念願のマイホームを建てたあとは末永く健やかに暮らしたいものです。家族の健康を守る医療費についても自治体のサポートを活用すれば支出を節約することができます。次は中間市の医療費支援制度を紹介します。(2023年12月現在)
子ども医療制度
子どもが医療機関を受信した際に窓口で請求される医療費に上限額を設けて、残った差額を中間市が助成する制度です、
2023年(令和5年)10月から18歳になる年度末までの子どもまで対象年齢が拡大されました。
市役所で「子ども医療証」の交付を受け、医療機関の窓口で健康保険証と合わせて提示すると、その場で医療費の助成が受けられます。
助成内容